ひらの矯正歯科|横浜市瀬谷区の矯正歯科 ブログ

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診療時間 / 10:00~12:00・14:00~19:00
休診日 / 月曜・木曜・日曜(第2・第4)・祝日

2015年 夏季休診日のおしらせ

7月もあっという間に中旬に入りました。
今年も早くも折り返しとなりました。
昨日から台風の影響もありジメジメした日が続き
梅雨明けが待ち遠しいですね。

さて8月の夏季休診日のお知らせです。

8月9日(日)~13日(木)まで夏季休診とさせて
頂きます。

装置の不具合など緊急の場合は、
横浜市歯科保険医療センター(休日急患診療所):
045-201-7737までご連絡お願い致します。
(痛くない様にする等、応急処置のみとなります。)

休日急患診療所にて応急処置をして頂き、お休み明けに当院にて
装置の調整を致します。

ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い致します。

ひらの矯正歯科

インフォームドコンセント

インフォームドコンセントという言葉をご存知でしょうか。
もともと医療現場において、患者さん自身が自分の受ける治療に関して
しっかりと知る権利があるということから生まれた言葉です。
医療従事者が患者さんに対してしっかりと治療方針を説明し、
患者さんがその治療内容に合意することを指します。

歯科治療においてもこのインフォームドコンセントの重要性が広がってきています。
特に矯正治療は虫歯治療と比べて長い時間がかかりますので、
とても大切な考え方になっています。

矯正の材料や技術の進化により、
様々なコンセプトをうたった歯科医院が増えてきました。
見えない矯正ということで裏側矯正(舌側矯正)、
インビザラインといったマウスピース矯正など、
患者さんにとって矯正治療が身近になってきたと同時に、
インターネットの普及により、多く情報が得られると同時に
情報が氾濫し患者さんご自身がかえって迷ってしまうという
お話しを良く耳にします。
良く分からない状況で矯正治療をスタートしてしまうと
あとで「治ってはいるけど、思っていたことと違う」
ということになりかねません。

こういったことは、矯正治療がスタートする前に
しっかりとカウンセリング時にご説明させて頂き、
そして納得がいくまでご質問をお受けすることで防ぐことが出来ます。

矯正治療の方法、装置の種類、おおよその期間、違和感など、
さまざまな点において含めて納得がいく状態になり
矯正治療を始めることが大切だと考えます。

またスタートする前だけでなく矯正治療中においても患者さんとドクター・スタッフの
コミュニケーションがとても大事となります。

とくに子供さんの患者さんの場合、身長が伸びるのと同時に顎の成長も発生します。
おおよその予測は立ちますが、初診時とガラッと変わった顎の成長パターン
を示す子供さんもいらっしゃいます。
そういった時は、治療の途中でもその状況にあった装置のご提案をするようになります。
(この場合でも、ひらの矯正歯科では、追加費用はかかりません)
また、歯の動きは個人差があり、歯が動きやすい方
動きにくい方がいらっしゃり予定の治療期間ぴったりで
必ず終わりますとは、なかなかなりません。

予定より早く終わるケース、遅く終わるケースさまざまです。
こういった矯正装置の種類や期間の変化なども
治療中のコミュニケーションがしっかりとれて
いれば問題は起こりません。

今回こういったことを書くのは、矯正治療スタートの
ご決断時もそうですが矯正治療が始まった後の治療中の時も、
常に気になることをご遠慮なく
矯正医、スタッフにご質問いただけたらと思っているからです。

ひらの矯正歯科ではドクターだけでなく、
スタッフも含めて患者さんとのコミュニケーションが大切と考えています。

少しでもわからないことや気になることは、
いつでもお問い合わせ頂ければと思います。

「どんな些細なご質問でもかまいません。いつでもお気軽にご質問ください。」

これが私達ひらの矯正歯科スタッフの口癖です。

ひらの矯正歯科

第一印象と歯並び

矯正治療を受けられる患者さんの要望は様々です。
下顎前突(受け口)や上顎前突(出っ歯)、
叢生(デコボコや八重歯)など
見た目を改善したいという要望から、
食べ物を噛むための機能を改善したい、
あるいは将来の歯周病などの予防を考えて歯列を治したいなど色々あります。
また歯並びの治し方も様々です。
見えない裏側矯正(舌側矯正)を希望される、
非抜歯での治療を希望されるなどあります。

これまで色々と関連するテーマのコラムを書いてきましたが、
今回は初心に戻り「見た目の改善」から少し書いてみようと思います。

まずご紹介したいのが、少し前になりますが
ある矯正歯科団体が行った調査です。
その調査では89.6%の日本人が
笑う時に口元を隠すというデータが出ていました。

同様の調査では、アメリカ人で16.7%、
そしてイギリスではなんと0%
というものも出ているそうです。

文化的な観点から口元を隠して笑うということかと思いましたが、
なぜ笑う際に口元を隠すのかという質問に対しては、
八重歯、デコボコ、出っ歯など歯並びの悪さを隠したいから
という回答が最も多かったそうです。

確かに ひらの矯正歯科で矯正治療を終えた患者さんの中には
口元を隠さずに笑えるようになったという方が多くいらっしゃいます。
また子供の患者さんでは歯並びを理由にお友達にからかわれることが
なくなったという話もよく耳にします。

人は出会って30秒で相手のイメージを作るということをよく耳にします。
対人関係において第一印象はとても大切です。
その中で歯並びも大きな影響を与えることもわかります。

矯正専門医という観点から見ると、顎の噛み合わせの機能や、
将来的な咀嚼の安定、体全体に与える健康的影響など様々な理由から
矯正治療の価値を伝えていきたいと思っていますが、
シンプルに見た目を改善することで
どれだけ多くの人に喜んでいただけるか計り知れません。
矯正治療が第一印象での自信、
そして自信をもった笑顔につながれば
これほど嬉しいことはないと思っています。

ひらの矯正歯科

海外と比較した矯正治療意識度調査

前回は海外から見た日本人の歯並びに関してのデータをご紹介しましたが、
今回は海外と比較した矯正治療に対する意識度調査をご紹介します。

この調査はニューヨーク、上海、東京で行われた調査で、
歯並びが悪い方を対象に歯科矯正治療を受けたいか?
という質問に対する意識調査です。

◆海外と比較した矯正治療意識度調査

・ニューヨーク:79.3%
・上海:85.3%
・東京:54.2%

この調査はニューヨークと上海との比較ですが、
約8割の海外の方が矯正治療をしたいという回答に対して
日本人は半分ほどしかいなかったということがわかります。

ちなみに矯正治療経験でいうと、
ニューヨークでは約半数の人が矯正治療経験ありと答えたのに対して、
日本はわずか21.3%しかいなかったというデータもありました。

日本人は欧米人と比べて顎が比較的小さく、
どうしても叢生(デコボコ)になってしまったり、
顎のサイズの問題から下顎前突(受け口)、上顎前突(出っ歯)
といった症例が多いといわれています。

よく矯正治療と受けるのに躊躇してしまう理由として、
矯正装置が恥ずかしいという回答を目にします。
アメリカ人は矯正治療が一つのステータスとして浸透していて、
金属の矯正装置がついていることが
日本とは逆に誇らしいということもあるそうです。

そのため日本では見えない矯正、裏側矯正(舌側矯正)が発展してきました。
審美的な意識が高いはずの日本人にとって
今後も裏側矯正が求められてくるのは必然ではないでしょうか。
横浜ひらの矯正歯科ではそういった患者さんのニーズに応えるべく
裏側矯正でも様々な症例に対応できるようにしてきました。
もし歯並びが悪くても矯正治療をしたくない理由が審美的理由だとしたら、
あきらめる前に一度相談に来ていただければと思います。

ひらの矯正歯科

海外から見た日本人の歯並び

以前に歯並びに対する意識調査は以前少し書いたことがありますが、
今回は海外から見た日本人の歯並びのイメージについての調査結果がありましたので
ご紹介させて頂きたいと思います。

八重歯が海外ではマイナスイメージが強いなど
色々日本と文化の違いはありますが、
実際に日本人の歯並びに対するイメージを
数字で見てみると少し驚くものがありました。

近年お仕事で英語を使われる方、
留学される方などが発音の改善のために
歯列矯正をするようになってきました。
今回の調査結果が少しでもそういった方へのヒントになればと思います。

調査会社:インビザライン(マウスピース矯正)を展開している企業による意識調査

◆日本人の歯並びに対する印象(対象:日本に住む外国人100名)

・良い : 4%
・普通 : 20%
・悪い : 76%

この数字にはびっくりしました。
8割近い方が日本人の歯並びが悪いと回答したとのことです。
調査対象の方のコメントの中には
「日本人は健康に対する意識が高いのに、歯並びに対する意識が低いことに驚いた」
といった意見や、「ビジネスのシーンで笑顔はとても大切です。
日本人はもっと歯や歯並びに気を使ったほうが良いと思います」
という意見があったそうです。

とてもシンプルなアンケート調査結果ですがいかがでしょうか。

この調査では症状(出っ歯、受け口、叢生、八重歯など)に関しての
調査ではありませんが、少なくとも印象が良くないことはわかります。

しかし国際社会の時代が進めば進むほど、発音の問題や、
こういった海外とのギャップを認識して
矯正治療を受ける患者さんが増えてきているような気がします。

また将来を見越して子供のうちに英語教育と同時に
歯科矯正を受けるようにされる方も増えてきました。
近年では、接客業などお仕事上の必要性から
見えない裏側矯正で治療される方も男女とも増えてきています。

英語の発音と歯並びの関係については前に書きましたが、
海外から見た日本人のイメージという視点でも歯並びについて
考えてみてはいかがでしょうか。

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