横浜市の矯正・矯正歯科なら「ひらの矯正歯科」ブログ

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ビジネスパーソンの歯列矯正

今回は少し趣向を変えて、ビジネスパーソンと歯列矯正について
お話していきたいと思います。

皆さんの周りの方で、矯正治療をされている方を少し思い出してみてください。
家族・友人など思い出されるのは様々かと思いますが、
性別で言うと女性を思い出された方が多いのではないでしょうか?
これはこれまで歯列矯正が見た目の改善など
審美的なイメージが強かったからではないでしょうか?

実はアメリカなどでは、ビジネスパーソンの出世の妨げになるものとして、
「肥満」「喫煙」が代表的な要因に挙げられていますが、
それと並んで「歯並びの悪さ」も関係していると言われています。
しかし、客観的に考えてみるとこれは日本でも同じことが言えると思います。
それでは、男性にどれだけ矯正治療が広がっているかを調査したデータがありますので、ご覧ください。

年齢別2.jpg

男女別2.jpg

少し古いデータにはなりますが、
年齢比較から見てみると18歳以上の大人になってからの
矯正治療の割合は高くなっています。
また、男女比較で見てみると、わずかではありますが
男性の治療割合が増加しております。
この調査から、少しずつではありますが男性の方々にも
審美面や健康面から矯正治療が広がってきているのではないかと思います。

最近の男性のケースで考えると、営業やサービスなど、
人と接する機会の多い方の歯並び相談が増えてきています。
また以前ご紹介しましたが、英語を仕事で使う方も相談が増えています。
発音の問題と、歯並びに対する海外の方の意識に自分も合わせていく
ということをおっしゃっています。
中にはパートナー(奥さんや彼女さん)に言われて来た
という方もいらっしゃいます。

若いうちに治療を行った方が確かに歯の移動も早く、
叢生(乱杭歯、凸凹)なども治るのが早い傾向があります。

しかし、重度の歯槽膿漏などが無い限りは矯正治療を行えますので、
社会で活躍されている男性もこの歳になってと思わずに、
一度検討してみてはいかがでしょうか。

矯正装置も見えない裏側矯正(舌側矯正、リンガル)を
選択することもできますので、治療の費用や期間など
気になることはカウンセリングでご相談に乗らせていただければと思います。

歯並びとスマイルを大切にするアメリカ人

アメリカ人が日本人と比べて歯列矯正を受ける割合が高い
という話をよく耳にします。

なんと約25倍の矯正治療経験者がいるというデータもあるくらいです。

今回はアメリカと日本の矯正治療に関しての比較
について考えてみたいと思います。

アメリカ人の方が多いとはいえ、
日本の矯正治療患者も増えてきている気もしますが、
その要因の一つとして海外との接点が増えてきたこともあるのではないでしょうか?

実際、留学や海外への転勤を考えて発音の観点から
矯正治療を始められる患者さんもいらっしゃいます。

また、海外で矯正治療を開始して、途中で帰国したため
治療の続きを当医院で行う、あるいは逆のパターンもあります。

こういった海外と日本の両方で矯正治療をやられた方に
お話を聞くと様々な観点から違いが見えてきますし、
だんだんとそのギャップも埋まってきている感じもします。

まず歯に対する意識の違いが最も大きい差のようです。

渡米経験がある方々に聞くと、歯並びがガタガタな人や、
上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口、反対咬合、しゃくれ)など
重度の不正咬合の方をまず目にしないということをおっしゃっています。

アメリカの文化では、そういった不正咬合は貧しさを象徴しているという
認識もあり、漫画などでも悪役や貧しい人を描く際には
歯並びをガタガタに描くそうです。

そのため多くのアメリカ人の親たちは、特に子供の歯並びに関しては、
誰かに勧められることなく歯列矯正に対して積極的です。

また不正咬合による健康リスク、例えば齲蝕(虫歯)や歯槽膿漏、
発音に関する問題だけでなく、スマイルそのものに対する意識も高いようです。

多種多様な人種がいるということもあり、
相手に安心感を与えるためにもスマイルが生きるために
必要なものとされてきたという話もあります。
そして日本と違い挨拶としてのキスを習慣にしています。
恋人や夫婦だけでなく友人間でも日常生活に浸透しているため、
口臭も含めて重要と捉えているようです。

もちろん歯並びに対する意識の違いだけでなく、
自由診療の観点から費用の違いもあります。
文化や歴史の違いがありますので、
もちろんどちらが正しいという話ではありませんが、
海外との距離が近くなってきた近年において、
少し意識を外に向けてみても良いかもしれませんね。

三陸沖に瀬谷丸を

5年前の今日、東日本大震災が起こってしまいました。
ちょうど5年前、午後の診療中に地震が起こりました。
ひらの矯正歯科がある地域は地盤が固いため震災の当日もその揺れは激しくなく
地震が終わったあとも通常通り診療をしておりました。

そして診療後に駅へ向かったスタッフから電話があり
「先生、電車が止まっています。どうしましょう?」
慌ててニュースを見てみると東北地方の津波の映像がながれ
大変な惨事に気が付いたのを記憶しています。

あれから5年経ちましたが、原発の問題や復興の問題もあり日本の皆で
結集し解決すべきことが多くあります。

そんな中、「三陸沖に瀬谷丸を」という瀬谷区から瀬谷で募金を集めて
瀬谷丸という漁船を震災地に贈ろうというプロジェクトが組まれて
瀬谷区の学校、幼稚園、クリニックなど各団体に募金箱を設置し
見事、目標額に達成をして瀬谷丸という漁船を復興支援として
東北へ贈ることが出来たそうです。

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その解散式が先日、瀬谷公会堂で行われました。
歯科医師会も協力をしていたので解散式のチケットを頂きました。
当日、私は診療があったため妻と子供たちの三人で参加してきました。

ライトフライ級王者の八重樫 東さんも東北出身ということで
いらしていました。長男に声をかけて頭をなでてくれていたそうです。

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また歌手のMayJ.さんも横浜市出身とのことでゲストでいらして
Let it goやご自身の新曲など披露されて地元小学生に花束を
渡されていたそうです。

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瀬谷丸は、三陸沖で大活躍をしてるとのことです。
一刻も早い復興を心よりお祈りしております。

妊婦さんと矯正治療

今回は妊婦さんと歯科矯正治療についてのお話をしていきたいと思います。
妊婦さんと矯正治療は一見関係ないように思えますが、
最近では少しずつ相談が増えてきている内容となっています。

女性にとって出産は一大イベントであると同時に
身体にかかる負担も相当なものになります。
お腹の赤ちゃんのために口にするものに対して気を遣ったり、
つわりや倦怠感などから活動を制限される時期も出てきます。
病気だけでなく、風邪などの治療においても、
化学薬品などの使用もかなり制限されることとなります。

そういった中で、妊婦さんはまずご自身の健康を保つことが
総じて赤ちゃんのためにもなるため、様々な自己管理が必要になってきます。
ただ自己管理といっても漠然としていますが、
私たち矯正治療の観点からどういった点が役立てられるか、
なぜ歯列矯正が必要になるかという点についてお伝えできればと思います。

まず第一に栄養の観点から歯列矯正のメリットが考えられます。
食べるのがつらい時に、少しでも消化・吸収を促すために
咬合関係(噛みあわせ)を改善して栄養補給を
促すことにつなげることが出来ます。
とても当たり前のことですが、人は食べ物で出来ています。
毎日の咀嚼は、消化機能の入り口です。
歯列と咬合を整えることにより
消化吸収を助けることは間違いなく大切なポイントです。

次に口腔内トラブルを減らせる点が考えられます。
つわりなどで動くのがつらい時に歯磨きが十分に行き届かずに
齲蝕(虫歯)になるというリスクがあります。
またなかなか活動出来ない状態になった際に
虫歯治療に行くことは大きなストレスになってしまいます。
歯並びが綺麗に治っていると、磨き残しが減り、
齲蝕リスクを軽減したりすることが出来ます。

またあまり知られておりませんが、出産時には
いきむ際に歯を食いしばるため、咬合関係(噛みあわせ)によっては
歯の一部に力がかかってしまい、歯が欠けてしまうという事例もある様です。

一般的に矯正治療は2年から3年かかることが多くなっているため、
妊娠が分かってからのタイミングでは少し難しくなることが予想されます。
そのため、妊娠を考えられている方やまだ独身の女性の方も
今後の人生設計のためにも矯正治療の時期を加えて検討してみるのも
いいのではないでしょうか。

私たちも患者さんの置かれた状況などを最大限考慮して、
希望にお応えできるように努力していきたいと思っておりますので、
一度今後のためにもお気軽に相談にお越しいただけたらと思います。

タイトルは、「僕の歯」!!

当院の患者さんから素敵なものを拝見させて頂きました。

タイトルは「僕の歯」です。

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学校の宿題でご自身の矯正体験談を写真つきでまとめられたそうです。

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患者さんご自身の歯並び、矯正装置に対する意気込みも書いてあり、
「素晴らしい!」の一言につきます。

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患者さんご本人、お母様のご許可を頂き、ブログにアップさせて頂きました!
Tくん、素敵なファイルを見せてくれてありがとうね!!

これからも矯正治療がんばってね!

スタッフ一同、応援します。