横顔のチェック:「ひらの矯正歯科」ブログ

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横顔のチェック

今回は、横顔の審美について以前より少し詳しく書いてみようと思います。

矯正治療を受ける理由で多いものの一つは、見た目の改善で
上顎前突(出っ歯)や下顎前突(反対咬合、受け口)などのような
重度の不正咬合に限らず、軽度の叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)など
多くの患者さんに共通して求められていることかと思います。

矯正治療に入る前の診断の段階では、
様々な角度から現状の確認、検査を行いますが、
今日はその中でも横顔にフォーカスして見ていってみましょう。
矯正専門医としてどういった観点から
確認しているのかの一部紹介になります。

E E-line(エステティックライン)

E-lineというのはエステティックラインの略で、
イーラインと読みます。
真横から見たときの鼻の先端から下あごの最も飛び出ている点を結んだ線を指します。

一般的に口の先端、つまり上唇と下唇が
このE-lineから2㎜程度内側にある状態が審美的とされています。
現代日本人の場合は、このラインに唇が触れる状態の方が多く、
欧米人の場合は鼻が高いこともあり、
上下の唇の位置はこのラインの5~6㎜程度内側にあるのが一般的になっています。
鼻の高さにも影響を受けますが、歯が突出していたり、
下顎前突の場合には唇がこのラインの外側に出てしまうこともあります。

②鼻唇角

鼻の先端から鼻の付け根までのラインと、
鼻の付け根から上唇を結ぶラインとの間の角度を指します。
平均で考えると、日本人の場合は90°から100°前後、
欧米人で90°から120°ほどが平均といわれています。
この角度が極端に大きく、あるいは小さくなることで
見た目にもだいぶ影響が出てきます。

③頤(オトガイ)
下あごの先端部分のことを頤といいます。
下唇の先端から頤を通ってのどに行きますが、
この頤までのラインがS字のようになっているものが審美的と考えられています。
また頤に関しては、正面から見た際にシワが寄っているかどうかなども確認します。

審美に関しては人それぞれの価値観に左右されるので、
必ずしもこれが美しいと断言出来るものではありませんが、
ほとんどの不正咬合の患者さんをチェックすると、
上記項目から大きく離れているということがわかります。
ご自身のチェックだけでなく、好きな芸能人や有名人の写真などで
チェックしてみても面白いかもしれませんね。

審美的な側面からの自己チェックの一つヒントになれば幸いです。