口紅が歯につきやすい?:「ひらの矯正歯科」ブログ

045-366-0044

診療時間 / 10:00~12:00・14:00~19:00
休診日 / 月曜・木曜・日曜(第2・第4)・祝日

口紅が歯につきやすい?

今回はお化粧をする人が対象になりますが、口紅が歯についてしまうということについてお話していきたいと思います。

 

口紅が歯についてしまうという相談を受けることがあります。口紅をされていても全くそのようなことを経験がないという人もいると思いますが、この歯に口紅が付きやすいかどうかはどの様に差が出るのかをまずみていきましょう。

 

・口紅を塗りすぎている

 

これは言うまでもないかもしれませんが、口紅を塗る量が多い、唇の奥まで塗ってしまっているという場合、歯に口紅が付いてしまう原因となります。

 

・ドライマウス

 

口紅は乾燥したものにはよくつきやすいので、ドライマウスで口腔内が乾燥しているという方は要注意です。ドライマウスの方は、口呼吸をしていることが多く、唾液の分泌量が減って口内が乾燥しやすくなります。

口をぽかんと開けてしまう、口呼吸をしているなどの原因は極力改善し、水分をこまめに補給して歯の表面を湿らせておくことで歯に口紅が付くのを予防できる可能性があります。

 

・歯並びが悪い

 

上顎前突(出っ歯)や叢生(凸凹、乱ぐい歯)などの方は、唇が歯に接触する頻度が高くなるため、歯に口紅が付きやすくなってしまいます。

 

 

この様に、歯に口紅が付くといっても人それぞれ原因が異なります。逆にあまり口紅を奥まで塗っていないのに歯によく付くなという方は、自覚症状がないだけでドライマウスや不正咬合になっている可能性もあります。また、加齢によってドライマウスになりやすいというデータもありますので、昔は気にならなかったが最近気になるという方はこういった原因があるかもしれません。

 

ドライマウスや不正咬合は虫歯や歯周病、口臭など様々な問題を誘発する可能性もあります。歯に口紅が付いてしまうお悩みがある方は、一度口腔内の検査だけでも受けてみることをお勧めいたします。