矯正で歯を抜くことがあると聞きましたが、本当ですか?
歯のガタガタの程度が大きい場合、歯を並べるスペース作りのために永久歯の抜歯が必要なことがあります。ただし、それは最終手段です。
小児期に矯正治療を開始した場合、取り外し式装置を使用し顎の成長を促進させることで顎をある程度広げられるため、将来的に非抜歯(永久歯を抜かない)矯正の可能性が高まります。日本矯正歯科学会では、小児矯正を受けた方の約70%が非抜歯で矯正ができたと報告があります。
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7歳ですが、歯を抜かずに歯並びを治せますか?
7歳は混合歯列期(乳歯と永久歯が混じった時期)にあたります。この時期は、前述の様に永久歯のスペースを確保することが可能です。
小児矯正のすべての方が非抜歯矯正とはいきませんが、小児矯正を受けた方の約70%の方が非抜歯矯正になっている現状を考えると、早期の小児矯正は十分価値がある治療といえます。
矯正専門医にとってもなるべく永久歯は抜きたくありません。日本矯正歯科学会でも7歳までに一度歯並びのチェックを推奨しています。矯正専門医にご相談下さい。
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子供の顎は、成長につれて大きくなり、歯並びも自然に治ると聞いたのですが?
歯が生えている顎の骨は8歳前後が一番大きく成長するといわれ、その後の成長は緩やかになり、あまり期待できません。
現代の子供さんは「歯のサイズが大きい」「顎の幅が狭い」特徴があります。顎の成長によってある程度ガタガタはほどけますが、自然に歯並びが治ることはありません。しかし小児矯正を行うことで顎の成長を促進して、約70%の方が永久歯を抜かずに歯並びを治せると言われています。
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乳歯があるうちに始める小児矯正のメリットは何ですか?
1.あごの成長を利用して永久歯のスペースを作れるので、将来的に永久歯を抜かず治療できる可能性が大きくなります。
2.ワイヤーを使う本格矯正が必要なくなるケースもあり装置の負担が軽減でき、費用も抑えられます。
3.八重歯やガタガタの歯は海外でマイナスのイメージが強いため、留学やホームステイを希望される方は、歯並びを綺麗に治しておくことがメリットです。
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学校歯科健診で不正咬合に○がついていたのですが
○がついていても必ずしも矯正治療が必要な訳ではありませんが、小児期に矯正治療の時期を逸してしまうと後々大変になるケースがあります。早めに矯正医のチェック・適切なアドバイスを受けるのが良いでしょう。
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どういった装置を使いますか?
当院では、乳歯があるうちは主に取り外し式装置を使用します。ご自宅でご使用頂きますので周りの視線を気にせず治療が進められます。
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見えない矯正は可能ですか?
可能です。歯の裏側に器具を装着することで表から見えない矯正が可能です。年齢制限や噛み合わせに関係なく可能です。
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矯正をすると虫歯が心配ですが
当院では、専門の歯科衛生士が治療ごとに毎回歯ブラシ指導徹底して行い、新たな虫歯を作らないことを目標にしています。
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来院の間隔はどの位ですか?
おおよそ1ヶ月に一度のペースです。ご来院頂き装置の調整や歯の動きをチェックします。
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矯正治療は、何歳まで可能ですか?
歯を支えている組織(歯ぐき等)がしっかりしていれば、矯正治療は何歳でも可能です。
「A badge of childhood, now worn by more adults−今や子供時代の象徴ともいうべき矯正装置が多くの大人にも付けられるようになってきた」これは昨年のニューヨークタイムズ誌の記事の見出しです。同じく日本でも成人の矯正患者さまが増加傾向にあります。その背景には、表から見えない矯正(舌側矯正)など審美的装置の登場なども一つの要因と考えられます。
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成人矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
小児矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
マウスピース型装置(アソアライナー)による治療にともなう一般的なリスク・副作用について